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2009/03/16イースター(復活祭)について
今年のイースターは4月12日です。
その日、王BDファームではイースター祭をいたします。
今、その計画を実行委員とともに進めています!
王BDファームはバイオダイナミックをしているので、季節の行事をとても大切にしたいと思っています。
それで、春分、秋分、夏至、冬至、その他の季節の祭をお祝いします。
それで今回は、イースターは何か?今一度、考えてみたいです。
イースターは春のお祭りです。
イースターの起源は古く、キリスト教以前のはるか昔にさかのぼります。
古代ヨーロッパの神話にエオストレ(Eostre)という春の太陽の女神が登場します。イースター(Easter)という言葉はこのエオストレという女神の名前から派生したものと考えられています。つまり昔からヨーロッパで祝われていた春の太陽の祭にあとからキリスト教の要素が合流することで、現在のようなイースターのお祭りが生まれたわけです。
イースターのシーズンに、自然界は冬から春へと移行し始めます。ちょうどイースターがやってくる頃、冬の間死んだように眠っていた大地の上に、ちらほらと草花が姿を現すようになり、葉を落としていた木々も、新しい若芽をつけ始めます。春分の日を過ぎると、次第に昼の時間のほうが夜の時間よりも長くなり、光が闇を圧倒し始めます。
イースターとは、自然界が冬の「死」の状態から、春の「生」の状態へと復活するプロセスを、一人一人の人間が精神的に体験するためのお祭りなのです。
イースターは、春のお祭りとして、普遍的な意味を持っています。クリスチャンでなくとは、イースターの真の意味が理解できない、ということはありません。大切なのは、各人が春という季節が備えている精神的な雰囲気を、自己の内面において、どこまで深く体験できるか、ということなのです。
参考:イースタークラフト イザラ書房より
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Edited by このみ/ Konomi Campbell 2009/03/16 18:16:46
Last Modified 2009/03/16 18:20:15